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2020.06.11

薬膳ラボGOGYOコラム

6月の養生

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6月は暦の上では、「夏至」があり、一年の中で陽の気が頂点に達する日。 しかし、日本では梅雨の時期と重なり、雨は多く晴れてもジメジメして 鬱陶しく、体調を崩してしまう人が多い時期でもあります。 薬膳では梅雨に弱まる臓器は「脾」だと言われています。                  (ここは体の胃腸機能を指し、消化吸収排泄を司る場所と言われます。それだけでなく、   水分の運搬を司る臓器で、食べた物から「気・血・水」を作り出すとても大切な場所です。)                        

  しかも、この時期からよく好まれる、生もの、冷たい食べ物。 これらは、胃腸を冷やしてしまい、体内の水の巡りを悪くしてしまいます。 水の巡りが悪くなり、体内に余分な湿気が貯まると、梅雨時期に体調を崩して しまう原因になります。気温が高くなってきた梅雨時期でも、冷たい食べ物 飲み物は避け、体を冷やさないようにし、「脾」を労わりましょう!